Innova-Viper(バイパー)の製品情報
SPEED | GLIDE | TURN | FADE |
6 | 4 | 1 | 5 |
Viperのフライトパス
使用ディスク/Viper
投げ方/RHBH(右手バックハンド)・Clockwise(時計回り)
製品説明
ひと際、特別な軌道で飛行する超オーバーステイブルフェアウェイドライバーの1つ。フライトナンバーで表した場合、フェードは最大値の5となり、ターンに至ってはマイナス値ではなく+1と表記されるほど飛行前半からフェードする形状をしている。その為、強い向い風でもターンしにくく、安心して特性を活かしたスローを行う事が出来る心強いディスクです。長く使用していく内に傷や劣化などでストレートが強くなり、万能なメインフェアウェイドライバーとして成長する可能性もあります。
名前 | Viper(バイパー) |
名前の由来 | マムシやハブなど、クサリヘビ科の構成種の総称。 |
ブランド | Innova(イノーバ) |
販売業社 | Innova(イノーバ) |
公認 | 1991.12.3 |
認定番号 | 91-07 |
素材 | Champion/Star/DX |
フライトナンバー | 6/4/1/5 |
特徴1 | フェアウェイドライバー |
特徴2 | オーバーステイブル |
特徴3 | ドーミー |
特徴4 | ややワイドサイズ |
最大重量 | 180.1g |
直径 | 21.7cm |
高さ | 2.0cm |
リムの深さ | 1.3cm |
リムの厚さ | 1.6cm |
【菊地哲也選手×NAVI】INNOVA JAPAN公認ディスクレビュー
Team Innova International所属の菊地哲也選手がViperを実際に投げているレビュー動画です。また、菊地哲也選手が実際に投げた飛行軌道を元にしたフライトパスを掲載していますので、購入時の参考にしてみてください。
図左【フラットに、高さ約15~20°で投げ出した際の軌道】ローラーする事なく伸びのある優雅なターンが続き、飛行後半にしっかりフェードして地面と平行の状態で着地する。
図中央【フラットに、高さ約25~30°で投げ出した際の軌道】優雅なターンの軌道が続き、飛行後半にしっかりディスクが返って、フェードしながら一気に着地する。
図右【ハイザーで、高さ約15~20°で投げ出した際の軌道】飛行前半から中盤にかけてディスクが起き、長めのストレートから若干のターンをした後に少し強めにフェードして着地する。
レビュー-菊地哲也選手-Tetsuya T2 Kikuchi #8145
今回レビューするViperですが、フライトナンバー的にはオーバーに設定されたディスクかと思います。但し、今回投げるディスクが、素材の中でもアンダーになりがちなDX素材であること、150.8gと軽めのディスクであることから、数値よりも右にいくのではないかというのが、投げる前の予想です。
実際投げてみた感想で言うと、やはり数値の割には右に行く(ターンする)なという印象を受けました。若干向い風の中、ハイザーに投げ出しても、一回ディスクが起きていることが動画(2:43~)を見て頂けるとわかると思います。ターン+1もあるとは思えないような飛び方です。低めのスローの動画(3:15~)では、更にグーっと右に流れていくのがわかるかと思います。ただ、フェード5という数値がこのディスクの流石なポイントで、最後に絶対フェードしようとしてくれます。本来低めに投げ出してローラーなどになりそうなところでも絶対転がらず、左に戻ろうとする動きを見せます。
ディスクゴルフナビ編集部から
菊地選手が投げた実際の飛行軌道を見ると数値よりアンダーな印象がありますね。しかし、ターン+1の形状が飛行前半にバランスを崩す軌道を回避しディスクの安定に結びついているからか、菊地選手が説明するようにローラーしてしまう印象はありません。
ヘビークラス(160g以上)ではもう少しオーバーな特性が強調され、更に長い距離でも、フラットな投げ出しに対してストレートからオーバーまでの安定した軌道が見込めると思われます。
普段70m〜90mくらいでフェアウェイドライバーを使用しているプレーヤーにはフライトナンバーで表記された数値以上に様々な使い道がありそうです。こちらの動画を見るまでは扱いが難しい限られた状況下で使用するディスクだと思っていましたが、実際の飛行軌道を見る限り、自分に合った万能なフェアウェイドライバーを探している方は一度試してみる価値があるのではないでしょうか。