ディスクゴルフの楽しみの1つとして、「海外のPDGAメジャートーナメントで活躍する日本人プレーヤーを観戦すること」を挙げる方も多いのではないでしょうか?いつもYou Tubeなどで見る海外のトッププロ達の中に、日本で活躍するプレーヤーが名前を連ね、同じフィールドで戦う姿を観るのは、普段の大会とはまた違った興奮と感動があります。
今回は、そんな海外のPDGAメジャートーナメントに何度も挑戦し、賞金を獲得してきた日本のプレーヤーが「ディスクゴルフ大学」の企画で集結するとのことで、ディスクゴルフナビでその4名に聞きたい質問を募集したいと思います!
ディスクゴルフ大学とは?
日本のディスクゴルフ世界最高水準に引き上げたい。 そんな思いから、梶山学選手と菊地哲也選手が立ち上げたディスクゴルフオンライン大学です。
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今回集結する海外メジャーで賞金獲得経験のある4人のプレーヤーとは
今回、ディスクゴルフ大学のスペシャル企画として集結したのは白井一夫選手、実広泰史選手、菊地哲也選手、梶山学選手の4名!ディスクゴルフを嗜む多くの方が知るプロプレーヤーです。
今回この4人で集まることになったのは、全員が「何度も海外のメジャートーナメントで賞金を獲得しているプレーヤー」であること。そして、JPDGAにおけるオープン部門での年間チャンピオン獲得経験者という共通点を持っています。
そもそもメジャートーナメントとはどんな大会なのか見ていきましょう。PDGA公認イベントにはそれぞれレベル(ティア)があり、ざっくり説明すると以下のような分類になります。
- PDGAメジャー
- 世界選手権やナショナル選手権など、最も権威ある大会。
- 出場者は招待と資格に基づいて決定される。
- エリートシリーズ(Disc Golf Pro Tour)
- トップ選手が集うプロツアー。
- 最低54ホール、2~4日間開催され、高額な賞金が提供される。
- A-Tier
- 総賞金と賞金に厳しい要件がある地域イベント。
- B-Tier
- 地域や州レベルの大会で、より多くの選手が参加可能。
- C-Tier
- ローカルレベルの大会で、初心者や地元のプレイヤーも参加しやすい。
- X-Tier(エクステンデッドティア)
- 特別な形式やローカルルールを導入した大会です。
- PDGAリーグ(PDGA League)
- 定期的(通常は毎週)に開催されるリーグ形式のイベント。
各ティアは規模や賞金、参加条件が異なり、上位ティアほど高い基準が求められます。詳しい情報はPDGA公式ガイドをご覧ください。
2024年には4500ものトーナメントがPDGA登録されていますが、その中でメジャーと呼ばれるものは、たったの11大会。それぞれの選手のメジャーでの記録を見ていきましょう。
- 白井一夫選手 12大会 総称金額 5,791ドル
- 実広泰史選手 4大会 総称金額 2,455ドル
- 菊地哲也選手 3大会 総称金額 563ドル
- 梶山学選手 15大会 総称金額 9,425ドル
PDGAに記録の残る2002年以降の大会のみとなりますが、各プレーヤー毎に、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなど、各メジャー大会での戦歴が伺えます。
選手へのご質問はこちらから!(募集期間:12月21日まで)
ディスクゴルフ大学では、この4名が集まってのスペシャル映像をディスクゴルフ大学にて一般公開する(年末年始予定)とのことですので、今から楽しみでなりません!また、ディスクゴルフナビでは、このスペシャル企画で選手への質問を募集しております。皆様からいただいた質問は出来る限り映像内でお答えいただけるとのことですので、普段聞けないご質問もぜひお寄せください。
選手プロフィールはこちら
梶山学-Manabu Kajiyama
PDGA #8139 所属/スポンサー Prodigy Disc Core Team
国内外を合わせ公式戦での優勝回数100回以上。 国内最高峰の大会である日本オープンと日本選手権の勝率は93%オーバー。
2007年ヨーロピアンオープン3位、2010年オーストラリアDGチャンピオンシップ2位、2017年アジアオープン優勝、2019年コリアオープン優勝etc。 国際 的な大会でも活躍するアジアを代表するトッププレーヤー。2014年にProdigy Disc Tournament Teamへ所属し、現在はProdigyを代表するCore Teamに選ばれている。日本人初となるディスクゴルフブランド発表のシグネチャーモデルも発売される。2022 PDGA レーティングにおいて世界1位を獲得。
菊地哲也-Tetsuya ‘T2’ Kikuchi
PDGA #8145 所属/スポンサー Team Innova International
世界的競技で“日本チャンピオン”になる事を目標に競技に打ち込み、宣言通り2010年National Championships(日本選手権)で1位を獲得。早々から国内ディスクゴルフの発展に向けて専門サイトや動画配信などでディスクゴルフの様々なコンテンツを発信してきたディスクゴルフメディアの草分け的存在。2014年アジア・オセアニアのランキングトップ。2022 PDGAレーティング マスター部門 世界2位。2024年の時点で、日本選手権マスター部門6連覇を達成。また、2023年に開催されたJAPAN OPENで日本人で初めて優勝を飾る。 東京都板橋区区民文化優秀賞受賞・埼玉県戸田市スポーツ功労賞 受賞・1分間フライングディスク射撃世界記録保持者・各種メディア出演 (ウルトラマンdash、 24時間TV、 NHK高校講座他)
実広 泰史-Yasushi Jitsuhiro
PDGA #8060
1990年代よりトーナメントに出場。早い段階から、PDGA WORLD、USDGCと海外経験を積む。2004年日本選手権優勝。2005年6th Asia Championships、Japan National Openで優勝。2007年USDGCにおいて35位と初の賞金ラインでの入賞を果たす。またその前哨戦であるCharlotte Open(ATier)でも12位に入賞している。2010年には国内外で出場した13大会のうち半分で首位を取るなど素晴らしい成績を残している。2012年マスターズチャンピオン。2021年、2022年は日本選手権オープン部門において2位と波いる若手に全く引けを取らない実力を見せる。
白井一夫-KAZUO SHIRAI
PDGA #6075
日本陸上競技選手権、男子50km競歩にて第61・62・65・66回優勝。90年代は競歩のコーチに準ずる傍らディスクゴルフに出会う。40歳を超えてディスクゴルフを始め、国内外合わせキャリアイベント249回の中で通算62度のチャンピオンに輝く日本のレジェンド的存在。Circle1のパット成功率は日本のトップクラス。1992年に大会(JAPAN OPEN)に初出場し、その翌年にはJOマスターズ5位の成績を収める。2009年PDGA Pro WorldとUSDGC両大会のSenior Grandmasters部門で2位。2011年、2015年、2017年アジアオープンGrandmasters部門1位、アメリカワシントン州のFort Steilacoom OpenでSenior Grandmastersで1位、2016年USDGC Senior Grandmasters3位、Baskets & Barrels Open Grandmasters1位、2017年NZ National Championship Masters2位、Aussie OPEN5位、2018年 PDGA Pro Masters Worlds Masters 60+ 6位など。
ディスクゴルフ大学でスキルアップを目指そう!
ディスクゴルフ大学では、一緒にディスクゴルフのスキルアップを目指す仲間を募集しています。ディスクゴルフ大学については、下記をご確認下さい。
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