第1回グローバルマスターズシリーズで日本人プレーヤー3名が世界No.1に!

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2023年からPDGAにてスタートした第1回グローバルマスターズシリーズにおいて、日本から3名のプレーヤーが優勝というニュースが、2024年2月20日に発表されました。

グローバルマスターズシリーズとは

グローバルマスターズシリーズとは、40歳以上のPDGA会員を対象としたディスクゴルフのコンペティションで、人種、地理、経済的な違いに左右されない、全てのプレーヤーに対応した競争の1つとして2023年にスタートした仕組みです。現在40歳以上のPDGA会員は、どこに住み、どこの大会に出ていても、自動的にこのシリーズに参加し世界中のプレーヤーと競うことができるようになっています。

具体的な優勝者の決定は、1月〜12月までの1年間で、世界各地で開催されるPDGA公式大会(Cティア以上)に参加したPDGA会員のラウンドレーティング上位8ラウンドを集計し、その結果の平均ラウンドレーティングによって行われます。ちなみに平均が同じだった場合は、1年間でもっとも高かったラウンドレーティングの数値が参照されます。

グローバルマスターズシリーズの特徴

グローバルマスターズシリーズの特徴は以下のような点があります。

プレーヤーにとっては、どの部門に出場してもグローバルマスターズシリーズの対象となるため、様々な大会の選択肢があります。例えばCaliforniaのOhn Scoggins(オウン・スコギンス)選手は、FPO部門に出場し活躍が目立つ選手ですが、FPOに出場しているからといってそのラウンドが除外されるわけではありません。

また、レーティングではなく、ラウンドレーティングによって算出されるため、8試合の中に同じ大会の別のラウンドが入ることもあり、地域によって大会が少ない国のプレーヤーや、多くの大会に出場することが難しいプレーヤーでも、チャンスがあるということもその特徴の1つに挙げられそうです。

第1回シリーズでNo.1となった日本人プレーヤー

今回、記念すべき第1回目となったグローバルマスターズシリーズの優勝者は以下の3名。

PRO MEN 65-69 1位 川崎篤人 – Atsuhito Kawasaki

川崎篤人- Atsuhito Kawasaki PDGA #6671
所属 Team Innova International

川崎篤人選手は 第11回沖縄オープンの2R目において1016のラウンドレーティングを記録、第18回マスターズ日本選手権での2R目で1012、第2回舞子クラシックの1R目で1007を記録し、平均1005のラウンドレーティングでPRO MEN 65-69部門において1位を記録しています。

PRO MEN 70-74 1位 白井一夫 – Kazuo Shirai

白井一夫 – Kazuo Shirai #6075

白井一夫選手は第22回中部オープンの3R目で1029、第18回みちのくオープンの2R目で1024、第35回日本選手権プロの1R目で1016を記録し、平均1009のラウンドレーティングでPRO MEN 70-74部門において1位を記録しています。

AMATEUR WOMEN 60-64 1位 吉岡恭子 – Kuniko Yoshioka

吉岡恭子 – Kuniko Yoshioka #8195

吉岡恭子選手は第18回マスターズ日本選手権での2R目で901、第30回東京オープンの1R目で895、第11回沖縄オープンの3R目で887を記録し、平均879のラウンドレーティングでAMATEUR WOMEN 60-64部門において1位を記録しています。

また、リーダーボードを見てみると、PRO WOMEN 50-54の2位にMari Watanobe選手、PRO MEN 60-64の4位にYoshiyuki Fujii選手、PRO MEN 65-69の3位にHiroyuki Ishihara選手、PRO WOMEN 65-69の2位にReiko Kinomiya選手、同じく3位にShigeko Sekiguchi選手と、多くの日本人プレーヤーが名前を連ねいるのが伺えます。

日本に居ながら世界と競える、このグローバルマスターズシリーズ。今年のシーズンもすでにスタートを切っておりますが、まだまだ今からでもこのリーダーボードに名前を刻むチャンスは大いにある!ということで、是非みなさんの目標の1つにしてみてはいかがでしょうか。

改めまして、2023年の優勝プレーヤーの皆様、おめでとうございました!

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