京都クラシックディスクゴルフトーナメント

公式戦・公認戦

「京都クラシックディスクゴルフトーナメント」とは、2004年から不定期に開催されていた「京都オープン」を前身とし、2009年に大会の名称を変更・再スタートした京都府で行われているディスクゴルフの公式戦(B-TIER)です。テクニカルで誰もが挑戦したくなるコース設定、また、秋に開催されることが多いため、京都の紅葉を楽しみながらラウンドが出来る大会としても人気があります。

紅葉の京都クラシック

京都クラシックディスクゴルフトーナメントとは

最初の大会は(名称としては京都オープンからの引継ぎなので「第5回京都クラシック」となっています)、関西オープンでもお馴染みの「スチールの森京都(府民の森ひよし)」で開催され、プロアマあわせ40名以上の方が参加。プロオープンの優勝は川崎篤人選手(Atsuhito Kawasaki #6671)が勝ち取りました。

この後、2013年第9回までは「スチールの森ひよし」、2014年第10回大会からは京都府立丹波自然運動公園で大会が開催されています。 丹波自然運動公園はもともと前身である京都オープンが開催されていた場所ですが、2014年のタイミングから公園側の全面的な理解とバックアップもあり、更に規模を拡大しての開催となったようです。過去の大会を振り返ると、2011年~2017年まで&2019年の8回(うち7年連続)を梶山学選手(Manabu Kajiyama #8139)が制覇。坂井佑太朗選手(Yutaro Sakai #80387)が2018年、2020年を制しています。

試合は2日間に渡り開催され、プロの場合、1日目は特設18ホールを午前1ラウンド、午後1ラウンドの計2ラウンド、2日目に午前18ホールを1ラウンド、午後に準決勝9ホールを1ラウンド、その後決勝9ホールを1ラウンド。アマチュアの場合、2日目は午前18ホール、午後決勝9ホール1ラウンドとなります。また、アマの1Day部門もあります。

「クリヤマワールド」と呼ばれるディスクゴルフ特設コース

京都府立丹波自然運動公園には、常設コースはありません。大会の時のみ楽しめる、球技場周辺の特設コースを存分にお楽しみください。大会のコースマップの事前公開はなく、公式練習日以降の配布となりますので、今年はどんな大会になるのかと、試合当日が楽しみになりますね。

コースディレクターは最初の大会から京都府ディスクゴルフ協会の栗山靖巳さんが担当されています。林間あり、アップダウンあり、池越えあり、距離とテクニックを要する、攻略しがいのあるコース設定は「クリヤマワールド」と長年愛されており、距離を誇る「スチールの森京都」の関西オープンコースとはまた一味違った楽しみを得られます。

池越えコース

2020年の大会では、先行していた高倉大選手(Dai Takakura #8207)に決勝ラウンドで追いついた坂井佑太朗選手がプレーオフの156m投げ下ろしで決し優勝を勝ち取っていたり、2019年の大会では同じく投げ下ろしで、2位だった梶山学選手がトップへ躍り出て逆転優勝。2014年には160mPAR4の投げ下ろしで坂井佑太朗選手が唯一イーグルを出すなど、”下り”で多くのドラマが生まれているのも見逃せません。

そんな京都クラシックの特設コースですが、2021年12月4日・5日に開催される第17回大会をもって、栗山さんによるコースの作成はいったん終了となるのだそう…非常に残念ではありますが、また次年度以降どのような変化が大会に起こるのか、はたまた「クリヤマワールド」の意思を受け継ぐようなコースとなるのか、楽しみが増えますね。

2021年11月26日午後5時までエントリー出来ますので、まだ栗山さんのコースを体験されていない方は、是非是非ご参加ください。→エントリー情報(JPDGA)

参考距離

2019年(プロコース):18ホール1,627m 平均90m
2014年(プロコース):18ホール1,934m 平均107m
2014年(アマコース):18ホール1,808m 平均100m

第10回京都クラシック(2014年)

京都府立丹波自然運動公園について

最後に、公園についても見ておきましょう。周辺の飲食店情報や、宿泊地情報も併せて参考にしてみてください。

名称京都府立丹波自然運動公園
住所京都府船井郡京丹波町曽根崩下代110ー7
開園時間9:00~17:00
※12/29~1/3休園
アクセス車の場合
「丹波I.C」より5分
「京丹波みずほI.C」より10分
電車・バスの場合
山陰本線「園部駅」
→JRバス(桧山方面)で25分「自然運動公園前」

京都府立丹波自然運動公園は、京都駅から車で約1時間、丹波エリアにある53ヘクタールの広大な公園です。 電車でも1時間12分ほどで到着しますが、本数が少ないため事前によく確認が必要です。関西オープンが行われる「スチールの森京都」からも、車で20分ほどの場所に位置しています。アスレチックや遊具、パターゴルフ、天文台、夏はファミリープールなどもあり親子連れで賑わい、テニスコートや陸上競技場、球戯場、体育館、トレーニング施設などがある総合運動公園でもあります。

公園周辺の宿泊情報や、飲食店情報などは是非下記ページも参考にして見て下さい!

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