埼玉県の荒川親水公園にある戸田ディスクゴルフ練習場(リンクス)にて行われている、戸田ディスクゴルフフェスティバル2021。本記事公開現在で、11月28日(日)に開催される戸田フェス本番を残すところのみとなりました。
10月9日、24日には練習会が、そして11月7日(日)にダブルス、14日にシングルスが行われ、ダブルスでは三浦奏選手(Sou Miura #65847)・チャドウィックミラー選手(Chadwick Miller #80981)チームが2位に4打差をつけ優勝、そして、シングルスでは、同じく三浦奏選手が、非常にOBラインのタイトなコース、通称“ロブ6“でまたしても2位に4打差をつけ、そのまま急遽行われた決勝ラウンドでも差を縮めさせずに勝利となりました。優勝プレーヤーの皆様、おめでとうございます!詳しくは下記公式の大会所感をご覧ください。Facebookページには写真もアップされています!
11月28日は試合形式ではない練習会。また、今回のシングルス・ダブルスのコースを使ったコースになる可能性が高いようで、「試合はまだ緊張するけど、大会コースをラウンドしてみたい!」という方も是非是非ご参加ください。(申し込み不要、直接ご来場ください)
ダブルス、シングルスのコース・結果・決勝動画など
各コースや、大会映像をまとめております。大会所感などは、公式Facebookページをご覧ください。
ダブルス
ダブルスのコースは登玉 健太選手がコースディレクターをした7ホール、通常“玉7(ダマセブン)”。62mから98mまで平均75.7m、合計530mを、完全オルタネイト方式で3ラウンドしました。コース内中央にOBである人口の川(水はありません)がS字を描くように通り、また、下記画像の右下(ロープ部分)や、画像上部(道より先)は全てOBと難易度も高め。ラウンドをするうちに徐々にコースに慣れスコアアップしてくるペアも多く、「もう1周したい!」という声がたくさん聞こえてくる非常に楽しいコースでした。
1位三浦選手・チャドウィック選手ペア、2位にスタッフとしても参加されていた菊地哲也選手・藤巻一也選手ペア(藤巻選手はディスクゴルフの大会に初参加での快挙となりました。)、3位に吉鶴真一選手・島影武司選手ペアと続きます。余談ですが、三浦選手は前日に足をねんざ、足を引きずりながらのラウンドとなりながらも、素晴らしいパフォーマンスとなりました。
ダブルスに関する公式所感
シングルス
戸田フェス兼、戸田市レクリエーション大会の種目別大会としても開催されたシングルス。戸田市ディスクゴルフ協会顧問である細田善則埼玉県議会議員、山崎雅俊戸田市議会議員、戸田市レクリエーション協会の向井由記子会長も参加いただいての大会となりました。
コースは、この度発足した「埼玉県ディスクゴルフ協会」の会長に就任されたロブ・ローランド(Rob Rowland)選手による通常”ロブ6″。6ホールを3ラウンドしスコアを競います。61mから79mの合計401m、平均66.8mとダブルスに比べ距離は短く、またOBのルールはダブルス時と一緒ながら、よりOBに近いところに設定されたゴールと、攻略しがいのあるコースにより、飛距離だけでは優勝できない非常に盛り上がるコースとなりました。
シングルスでは急遽決勝ラウンドも行われ、特設3ホールを1ラウンド。当日スタッフとして参加されていた菊地選手も急遽スペシャル参戦され、公式戦さながらのギャラリーの中、1位に三浦奏選手、2位に嶋穂高選手、3位末房誠選手という結果となりました。
2:20~菊地選手の15mサイドアームパット(木の幹でほとんどゴールが見えない場所からのスーパーパットです!)、4:48~唯一117mでバーディを取った三浦選手のティーショット(サイドスローのイメージが強い三浦選手のバックハンド)、9:12~末房選手の13mパット、全体と通して安定したショット・アプローチ・パットを魅せてくれる嶋穂高選手にご注目ください。
シングルスに関する公式所感
このほかにも、練習会の際に「荒川河川敷の新たな使い方」としてJCOMの取材が入ったり、ロブさんによりアメリカの大会では当たり前にある「Ace Pot(エースポット)」(自主参加式のエース賞。今回は参加したい方が100円を支払い、エースが出れば参加者分の100円を獲得できるという方式で行いました)を取り入れたり、11月14日(日)埼玉県民の日に合わせて「埼玉県ディスクゴルフ協会」が設立されたり、ディスクゴルフの大会として新たな面を見せてくれた戸田ディスクゴルフフェスティバル。まだ、2021年11月28日にイベントが続きますので、是非最後まで楽しませていただきたいと思います!