梶山学選手×Navi「ディスクゴルフを楽しもう!」-うみなかコースから見る飛距離アップのポイント

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海の中道海浜公園から見る飛距離アップのポイント

日本のトッププレーヤーである梶山学選手から頂いた動画やコンテンツを紹介するコーナー、梶山学選手×ディスクゴルフナビの「ディスクゴルフを楽しもう!」。今回は、九州オープンで優勝をされた梶山選手からホームコースでもある海の中道海浜公園ディスクゴルフコースの魅力に関する動画をいただきました。また、多くの方の課題であろう“飛距離を伸ばす”という点を練習場所の観点からも言及されていますので、是非動画でご確認ください。

コースだけではない海の中道海浜公園の魅力

今回ディスクゴルフナビでは、九州オープンのタイミングで初めて「うみなかコース」に足を踏み入れました。試合前にショートコースを、試合後にロングコースを撮影しながら回ったのですが、100mを越えるコースあり、池越えあり、林間ありと非常に満足度の高いコースです。

「この常設コースがある環境で練習しているから九州勢はさすがの強さだね」と話しながらラウンドしていたのですが、今回梶山選手からお送り頂いた動画では、常設コースの紹介や良さについてではなく、代わりにその「何も無い広さ」の良さについて触れられていました。

遠投練習をしていて「どこかに目標を設けた方が良い」という話を聞いたことがある方も多いと思います。方向性を定めるために遠くの木を目標にしたり、ターゲットへのアプローチも含めた遠投であったり目標の設け方はそれぞれですが、この動画では「目標物の無い広い空間で思い切り投げる」ということが1つのポイントとなっています。

「目標物が見えると、それ以上飛ばさないような心理が働く」

「思い切り投げているつもりでも、実は思い切り投げられていない」

「何も無い空間で投げていると、自分はなんて飛んでいないんだろうと錯覚することが出来る」

「すると(より上手く飛ばそうと)身体全体を上手に使おうとするようになる」

特に共感を覚えたのが、広い場所で投げている時の「全然飛ばせていない」という感覚。コロナ渦でコースの閉鎖が多かった時、遠投可能なだだ広い公園でスロー練習をしていた際に感じたことで、その時は「ちゃんと飛ばせてる実感が無い」為、やはり目標を定めた方が良いのかも?と思った覚えがあるのですが、むしろ逆にその感情がスローの上達につながるんですね。

動画を見て、思わず海の中道海浜公園へ行きたくなったのは私だけでは無いはずです。ラウンドに夢中になってしまいスコアに一喜一憂している現状に対して、一旦立ち止まらせてくれるような素敵な映像でした。

何も無い場所で目標物の無い練習を

うみなかの広さは普段都内のコースでラウンドしている我々からするとまるでサバンナのよう。写真で見ての通り約300mほど延々と芝生が続きます。人の居ないこれだけのスペースというのはなかなか得られるものではありません。

梶山さんも映像内でおっしゃっている通り、この状況が生まれるのは真夏か真冬などの行楽シーズン外のタイミング。オンシーズンはお客さんも多く、シートを広げてピクニックを楽しまれている家族も多いので、常設コースを中心に利用しましょう。また、どのような場合でも思い切り投げるということはミスコントロールが生まれる場合も大いにありますので、必ず人が全く居ないことを確認して安全に楽しく練習しましょう。

以上、梶山学選手からディスクゴルフナビ宛てに頂いた動画の紹介でした。ディスクゴルフを楽しまれていて、まだ海の中道海浜公園へ足を運んだことが無いという方は、ぜひ人の少ない時期を狙って、練習を楽しまれてみてくださいね。

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