トッププロに聞く!家で出来るディスクゴルフトレーニング。                          

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皆さんは家の中で、どのようなディスクゴルフ練習をされていますか?鏡の前でタオルをもって素振りをする、ポータブルキャッチャーでパット錬をするなど定番ですが、今回は、トッププロに聞いた家で出来るディスクゴルフの練習やトレーニングということで、梶山学選手(Manabu Kajiyama #8139)菊地哲也選手(Tetsuya T2 Kikuchi #8145)に具体的な方法を伺いました。始めたばかりの方から現役選手まで、誰もが参考になる部分がある内容かと思いますので、是非ご一読ください。

今回お2人に「家に居ながら出来る練習方法を教えてください」と、それぞれお伺いしたのですが、回答を見ると違いはあれども共通するポイントがある練習方法に帰着しており、非常に興味深い結果となりましたので、そのあたりも楽しんでいただければと思います!

“ゆっくり素振り”でフォームを確認する

素振りは非常に重要な練習の1つですが、もう1歩踏み込んだフォーム確認の素振り方法として教えて頂いたのが「ゆっくり素振りをする」という手法。

菊地哲也選手|1分間素振りでフォームの確認を

菊地選手に教えて頂いたのが「1分間素振り」です。

ボールゴルフでもよくやる練習として「1分間素振り」というものがあります。鏡の前で1分間かけてゆっくりゆっくり素振りをしてみてください。そうすると、自分の曖昧なところ、ぶれているポイントなどが見えてきます。自分自身もバックハンド時に早く動いてしまうとタイミングがずれることがまだまだ多く、力の入れるポイントを明確にするためにゆっくり動き、それを動画で撮り確認していくということをやっています。

実際にやってみるとこれがなかなか難しく、体の動き1つ1つを意識するきっかけになります。後述の、動画を真似るというところにも活かせる内容ですね。

梶山学選手|重さの異なるものを持って素振りをしてみる

また、同じゆっくりな素振りでも、持つ物の重さによって早く投げれないようにコントロールする素振りの仕方もあります。

【家で出来るディスクゴルフ練習】重いものを持ってゆっくり素振りをしてみる。

500mlのペットボトル容器を3本ほど用意して、それぞれに満杯・半分・1/3くらいと水をいれ、振ってみてください。もっと重いほうが良さそうであれば、1ℓ、2ℓのペットボトルでも構いません。それぞれを振ってみると分かると思うのが、重いものを振っている時のほうが、体を上手に使っていると思います。持つ物を軽くした際に同じ様に動くことが出来ていないと、効率的な動きとは言いづらいかと思います。自分の体の動きを知る良いアイデアだと思うので、是非取り入れてみてください。

家の中でペットボトルを投げたり、蓋が空いたりしないよう十分注意してください。また重いものを持つ際は、自身の持てる範囲で、身体を傷めることの無いようご注意下さい。

動画の前半は自身のフォームをゆっくり再現するための素振り練習となりますが、後半の内容はより現在の梶山学選手のスローフォームに近い素振りの練習となります。4㎏近いディスクバックを持って素振りをすることで、腕ではなく体で投げる、腕を曲げない、軸がぶれない、そんなスローフォームのヒントになるかと思いますので、梶山選手のようなフォームで投げてみたい!という方は是非参考にしてみてくださいね。

ディスクの回転コントロールをアップするトレーニング

続いて、ディスクの回転をコントロールするためのトレーニング。ディスクのスローの幅を広げる、飛距離を伸ばすのにうってつけの練習ですね。

梶山学選手|「手首のスナップ練習」

座ったままのトレーニングに最適なのがこちら、梶山学選手に教えて頂いた「手首のスナップ」練習です。

手首を柔らかく使うためのトレーニング。々な手首の角度でディスクを回転させることで、特にパット時の柔軟な対応や、水平にパットを投げたい方へのトレーニングに最適です!

梶山学選手による家で簡単に出来る手首のスナップ練習

①人差し指を添えるように軽くディスクを持つ

②ディスクを垂直にし手首を上下してディスクを回転させる

③上にあげたり、手のひらの中で回したりする

④手首を徐々に水平に傾けていく

⑤最終的にディスクが水平の状態で回転出来るようにする

  • 回転時ディスクのロゴや絵柄がブレないように安定させて投げる
  • 手首のスナップでは筋力ではなく腕の反動を意識する

最初は簡単に思いますが、水平にしていくと途端に難易度がアップ!無理をせずにコントロールできる角度でゆっくり練習してみましょう。

菊地哲也選手|セルフスピンをマスターしてスローに深みを

菊地選手からお伺いしたのは「セルフスピン」。自分の体の前でしっかり回してあげる練習で、より回転力を上げるトレーニングといえるのではないでしょうか。

 
フリスビーのセルフスピンをマスターすると、スローに深みが出るぞ編

セルフスピンとは自分の前で手首をスナップさせ思い切りディスクを回転させキャッチすること。アルティメットやフリースタイルの方は得意な方が多いですよね。セルフスピンの練習をすることで、ディスクの回転をかけられるようになったり、スローの幅が広がりますゴルフディスクは直径の割に重さがあるので、慣性の法則がかかりやすくディスクの回転を意識しなくても回転がかけやすいです。だからこそ、セルフスピンを練習し回転をしっかりかけられるようになることで、よりストレートの長い距離が投げられるようになったり、風に負けないスローが出来るようになるでしょう。また、意図的に回転をかけるスローと回転をわざと落としたスローを使い分けられるようになるのもメリットです。

手首のスナップ練習、セルフスピン、どちらもディスクの回転力を高める、回転をコントロールできるようにするためのトレーニングですので、是非チャレンジしてみましょう。

菊地哲也選手による「体の基礎を作る!ディスクゴルフ向きボディメイク」

菊地哲也選手にお伺いしたのが同選手の得意分野でもある「ディスクゴルフ向け体作りトレーニング」。菊地選手の音声メディア「stand.fm (スタンドエフエム) 」「ディスクゴルフラボ」でお話いただいてますが、非常にロジカルな視点で体作りを分析されていて、導入部分から引き込まれます。

 

ディスク1枚は170gほどで、少し大きめのおにぎり1個分くらいと軽いもの。軽いもの投げる際のボディデザインの鉄則は「末端に軽いものがある時は中心部を太くして、末端部を細くすると加速の効率が良い」です。野球のピッチャーを想像するとイメージがつきやすいかもしれません。ピッチャーは野手と比べて細身の人も多いですよね。ピッチャーは体幹である腹筋・背筋・胸筋、そして太ももなどを太く作り、腕・指の先に行くほど細く体をボディデザインしています。これにより中心から外に大きな加速が生まれディスクに力が伝わり易くなります。でんでん太鼓と一緒ですね。

具体的にどのようなトレーニングが必要ですか?

太ももの筋肉、背中の筋肉、胸の筋肉をつけてあげると体の軸が大きく安定してきます。そのためには、スクワット・腕立て伏せ・懸垂。この3つで大幹をしっかり鍛えてあげると、末端部が細いボディデザインに自然となってきます。ご自宅でも出来るトレーニングだと思いますので、是非チャレンジしてみてくださいね。

内容は抜粋して紹介しておりますので、詳細はぜひ音声にてお楽しみください!

プロの動画を見ることも練習の1つ!見る際のポイント。

雨の日は、JOMEZ PROなどのディスクゴルフトーナメント映像を見ている方も多いのではないでしょうか?ただ見るだけでも練習になると言いますが、さらに選手から「フォームを学ぶ」という視点で動画を見るのも、非常に良い練習になると言います。どんな視点で動画を見ると良いか、練習へ活かすヒントとなりそうです。

梶山学選手|共通するポイントから動きを学ぶ!

【梶山学選手に聞く】ディスクゴルフトップ選手の動画からフォームを学ぶためのヒント。

今は世界中の素晴らしい大会の映像が見れる、非常に良い環境にあると思います。僕が今始めたてのプレーヤーだったとしたら、まずは上手な選手を何人かピックアップして、その選手たちの動きを全部チェックします。その中で、絶対共通する動き・ポイントが存在します。そのポイントと、自分の動きを照らし合わせて、どこが違うのか仮説をたてて、克服していく・克服するような練習方法を探していく。こういった部分を意識して動画を見てみると、自宅に居ても、充実した時間が過ごせるのでは無いかと思います。

単純に、動きを見て真似をするのではなく、どこが違うのか仮説を立て検証していくことが大事であると納得させられる動画です。

動画の後半は補足情報として、海外のトッププロのフォームは10年以上のキャリアで身につけられた技術であり、すぐに真似して会得出来るわけではなく、時間をかけて近づいていく必要があること。そして海外プレーヤーの特徴でもある「ハイザー投げ」は、難易度の高いロングコースをコントロールするための非常に高い技術の詰まったショットであり、初心者のうちからそれを真似するのが一概に良いとは言えないという注意ポイントも解説いただいております。

菊地哲也選手|スポーツの上達は真似ることから!

stand.fm (スタンドエフエム) 「ディスクゴルフラボ」の番組内で「スポーツの上達は真似ることから」とお話されている菊地哲也選手。

 

海外のトッププレーヤーの映像をYOUTUBEなどで見て真似ることで自分の弱点の改善することがあります。スポーツは模倣、真似るところから始めるというのが非常に大切です。スローフォームと言っても様々ですので、海外選手の中から、自分が真似できそうだったり、理想とするフォームを定め、スロー再生やコマ送りなどで何度も映像を見ましょう。さらに、これは練習の基本でもあるのですが、自分の動画を撮り、見比べて、どうフォームが違うのか、同じ部分はどこかを検証していき、自分の体に落とし込むという動作を繰り返します。

ただ真似るだけでなく、より自分の体の動きをイメージすることが大切だと言います。

この練習によって成果の速度を変えるのは、自分の「ボディイメージ」だと思います。自分の体がどう動いているかということを自分で分かっておくと、この検証作業が上手に早くできます。

ちなみに、菊地哲也選手が最近フォームを見ているのは、Drew Gibson (ドリュー・ギブソン)#48346選手。数あるプレーヤーの中でも、「左肩の動き」に自分のフォームとの類似点や、伸ばせるポイントがあったそうです。「海外選手の動画を見る」というだけでも、視点や手法が1つではなく面白いですね。是非、今後の参考にしてみてください。

以上!まだまだ紹介しきれないほど練習方法は人によってさまざま。家で出来る良い練習方法があれば、是非編集部に教えてくださいね。

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