自由な発想でディスクゴルフを楽しむ
日本のトッププレーヤーである梶山学選手から頂いた動画やコンテンツを紹介するコーナー、梶山学選手×ディスクゴルフナビの「ディスクゴルフを楽しもう!」。日本のディスクゴルファーの中でも、特に最近始められたばかりの方や、アマチュアプレーヤーに向けて梶山学選手からお伝えしたい情報を、アマチュアプレーヤーでもあるナビ編集部の雑談や感想を交えてお届けしていきます。
九州オープンの前日、梶山選手からステキな動画を頂きました
2020年11月27〜29日、ディスクゴルフナビ編集部は福岡県福岡市東区にある国営海の中道海浜公園ディスクゴルフコースの撮影を兼ねて第34回九州オープンへ参加してきました。海の中道海浜公園ディスクゴルフコース(通称:うみなかコース)は常設ロングコース18H、常設ロングコースバックティー18H、常設ショートコース9H、ロングコースは常設でありながら最長105m(バックは最長116m)、平均79m(バックは平均84m)という日本屈指の大型コースです。そして今回の九州オープンに作られた特設コースがこちら。
東京にある国営昭和記念公園の約1.6倍の面積がある大きな公園で、特設コースを設けた34年の歴史を持つ伝統の大会に参加するわけですから、嬉しさと緊張が自然に湧きテンションが上がります。
本大会期間中は、ディスクゴルフナビで使用する資料の撮影も予定にあり、決められた日程で、常設全コース、公園内施設、周辺施設、飲食店、周辺駅情報などの撮影を行う為、プレーヤーとしては大会に集中出来ないかなと考えておりましたが、そんな矢先、梶山学選手から素敵な動画を頂きました。
動画の前半ではパットで使うディスクや投げるフォームや体勢の自由さ、後半では距離にディスク選びの自由さをお話いただいています。この場合はこうしなければいけないという自身で構築した概念を取り払い「ディスクゴルフのゲームの目的は、ディスクの最小投数でコースを攻略することである。(ディスクゴルフ公式ルールブック800.ゲームの説明)」という本質の中、
「自由な発想でディスクゴルフを楽しむ」
この一言は、多くを経験し、自然体でリラックスしながらディスクゴルフをプレーする梶山学選手らしい言葉です。この動画を観て、私の中でディスクゴルフを自由に楽しむという気楽な気持ちが生まれました。
何処で何を投げても良い、逆に、この場合はこれを投げるというこだわりがあっても良い、技術を追求しても良い、ディスクの性能を頼りにしても良い、沢山あるディスクを集めるのが好きで色々なディスクを投げてみるのも良い、こだわりの1枚を投げ続けても良い、皆んなで賑やかにプレーしたい、静かに黙々とプレーしたい、服装にこだわりたい、ディスクの色を統一したい、等々。自分の楽しみたいディスクゴルフの在り方に沿って、行雲流水、気持ちに身を任せてみると面白そうですね。
当の大会はというと、頂いた動画で随分リラックスさせてもらい、長めのパットでミッドレンジやフェアウェイドライバーを投げるという選択肢に気づき、終わってみれば公式戦で自己ベストとなる順位をマークする事が出来ました。またこの成績は、大会までアプローチの投げ方を教えて頂き、その練習にお付き合いして頂いたプロプレーヤーの方のおかげでもあります。
そして、当サイトで使用する資料の撮影も全て行い、ディスクゴルフナビ初うみなか遠征を大満足で終える事が出来ました。
最後に、大変な時期に万全な対策を考え、実行し、本大会を開催して頂きましたスタッフの皆様、現地で仲良くして頂きました全てのプレーヤー様。有難う御座います。本大会を通して得たことをしっかりお伝えし、ディスクゴルフに興味を持って頂ける人が増える、そんな情報をお伝えしていければと思います。
※大会へ出場する場合はルールの把握も大切です。今後大会に出場してみたいというプレーヤーさんは以下を読んでしっかり予習しましょう。